PowerPoint|プレゼン画面左下の邪魔なショートカットアイコンを消す方法

優れたプレゼンターは邪魔な要素を排除してシンプルに

PowerPoint|プレゼン画面左下の邪魔なショートカットアイコンを消す方法 トップ画像

パワーポイントを使ってプレゼンをする際、スクリーン左下にスライド操作用の「ショートカットツールバー」が薄く表示されます。マウスを動かすと現れ、しばらくして消えるこのツールバーは、チラチラと目障りな存在。この機能を使わないなら、設定画面から簡単に消し去ることができます!

簡単な2ステップでツールバーを非表示にする方法

プレゼンにおける究極の美学は「シンプルさ」にあります。不要なものをすべてスクリーン上から排除することで、聴衆に「見てもらいたい情報」がさらに際立ちます。パワーポイントでスライドショーを実行すると、必ず画面左下に表示される「ショートカットツールバー」も、それを使わないなら消しましょう。

設定は簡単です。パワーポイントの操作画面左上にある[ファイル]をクリックして、画面左下の[オプション]を選択。すると、以下の「オプション設定画面」が表示されます。

PowerPoint オプション設定画面

この左列にあるメニューの一覧から[詳細設定]を選び、右側の画面を下にスクロールしていくと「スライドショー」という設定項目のリストが現れます。

そこには以下のとおり、[☑ショートカットツールバーを表示する(S)]という項目があるので、このチェックを外し、設定を保存すれば完了です。これでもうツールバーは表示されません。

ツールバーがなくてもキーボードショートカットで対応可

このツールバーは、PowerPointの「ポインター機能」や「ペン機能」を使う人には確かに便利かもしれません。でもそれなら、なおのこと覚えておきたいのが「キーボードを使った」以下のショートカット操作で、各機能を速やかに開始できるということです。

  • ポインター機能 → [Ctrl]+[L]
  • ペン機能 → [Ctrl]+[P]
  • その他のショートカット → (スライド上で)[右クリック]
    ※上の設定画面で[☑マウスの右ボタンでメニューを表示する(E)]にチェックが入っている場合

これでお気づきだと思いますが、結局は[右クリック]で、すべて事足りるのです。

特に、スライドショー実行時の画面表示設定を「拡張モード」で利用する場合、あらゆる操作は手元のPC画面で設定可能です。わざわざプロジェクターで聴衆に見えるショートカットバーを表示しておく必然性はありません。

余計なものを徹底して省くことは、優れたプレゼンターになる第一歩です。ぜひ、この設定をきっかけにして、「プレゼンにおけるシンプルさ」を、あらゆるプレゼンの機会で意識してみてください。


■ あわせて読みませんか?
PowerPoint|成功するプレゼンターがPCの壁紙を白無地にする理由

聴衆が最初に見るのはスライドではなく壁紙 ノートPCをプロジェクタに接続すると、最初にスクリーンに映るのはパソコンの壁紙です。聴衆から見れば、発表者の第一印象を決…

PowerPoint|幕の内弁当で簡単に失敗するプレゼンテーション

目指すべきは「日の丸弁当型」のスライドデザイン 残念なプレゼンの代表格が「幕の内弁当型プレゼン」です。いつも鮮やかな食材が並ぶ幕の内弁当ですが、数日前に食べたお…

お問い合わせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です