準優勝・デネブ杯/3位入賞・谷本杯|"Claim for Our Right"

第57回 谷本杯争奪 全日本学生英語弁論大会|


2024/12/1 関西外国語大学

デネブ杯 準優勝/谷本杯 3位入賞|Claim for Our Right トップ画像

第11回 デネブ杯争奪 インビテーショナル英語スピーチコンテスト|
2024/11/30 広島工業大学

第11回 デネブ杯争奪 インビテーショナル英語スピーチコンテスト|2024/11/30 広島工業大学

2024年11月30日(土曜日)に「第11回 デネブ杯争奪 インビテーショナル英語スピーチコンテスト」(主催:広島工業大学国際交流センター)が、2024年12月1日(日曜日)に「第57回 谷本杯争奪 全日本学生英語弁論大会」(主催:関西外国語大学英語研究会)がそれぞれ開催され、当研究室所属の4年生が「デネブ杯」で準優勝、翌日の「谷本杯」では3位に入賞しました。2大会連続の上位入賞です。
デネブ杯においては、2022年の優勝に続く2回目の入賞。谷本杯では、2021年の準優勝以来2回目の上位入賞となりました。

有給制度と労働環境を歴史的・国際的に議論

今般、2大会で入賞収めた英語スピーチのタイトルは"Claim for Our Right"[我々の権利を問う]。長年の歴史を経て労働者が勝ち取った有給制度のあり方を問いかけるものです。

文化的な背景から日本においては有給取得にどこか後ろめたさを感じますが、それが美徳ではないことを国際的見地から比較考察をしました。また、労働環境の改善に向けた長い歴史的取り組みに触れることで、現代の若者に課された課題を浮き彫りにしています。

労働問題は学生にとって関心のあるテーマのひとつです。ただ、学生はまだその経験がないことから、なかなか取り組みにくいテーマでもあります。今回受賞をしたゼミ生は、あえてそのテーマを選んで挑戦することを決め、それが実を結びました。いわば「スピーチマインドの勝利」だといえます。

過去に清水が優勝した大会で再度指導学生が上位入賞

実は、私はこの「谷本杯」(関西外大)のタイトルホルダーです。今回、かつて私自身が学生時代に優勝した大会で、私の指導学生が2021年の準優勝に続き、再度入賞を収めたことになります。スピーチのバトンが次の世代にわたる喜びが感じられる瞬間です。

実践者から研究者・指導者として、長年英語スピーチと向き合っていると、その不変の魅力に気付かされます。世代を越えてスピーチに挑戦する多くの学生やその指導者は、いつの時代も同じ苦労や達成感を共有し続けてきたはずです。それはまた、小手先ではない「本物のスピーチ力」の大切さが評価されてきた歴史であるともいえます。

英語スピーチコンテストの舞台を目指して努力を続ける学生がいる限り、当研究室の指導は続きます。


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