Q. 4分の英語スピーチの原稿だと段落の数はいくつになりますか?
「4分程度のスピーチでは段落をいくつに分ければよい?」

Question ▶ 授業で4分間の英語スピーチの原稿を書きます。分量はだいたい理解できますが、いくつくらいの段落に分けて書けばいいですか?

Answer ▶ 面白い質問ですね。4分間のスピーチだと「イントロ(序論)、問題の概要、論証材料、解決策、結論」の5段落くらいがちょうどよい分量でしょう。段落の数は「どんなパーツを入れるか」によって変わります。
話の転換点で段落を切り替えるように書こう
英語スピーチやプレゼンの原稿において、決まった「段落の数」があるわけではありません。もっと言えば、「段落」の切れ目は、原稿を持たない聴衆には見えることのない区切りです。
どこで段落を切るかは「話の転換点」と一致させるのが基本です。4分間でひとつの物語を語りきると考えれば、概ね次のような切り方になるのではないでしょうか。
- イントロ(導入):今から何の話をするかを紹介(preview)する。
- 問題の概要:取り上げる社会問題の現状を述べる。
- 論証材料:問題点をデータや事例などで裏付ける。
- 解決策:問題解決に向けた具体的な方策を示す。
- 結論:スピーチ全体を総括して大切な点を繰り返す。
構造用紙を参考にして言いたいパーツを並べる
説得型の英語スピーチには、基本となる型があります。それが過去記事で紹介している「説得型スピーチの構造用紙」です。ここにあるパーツを、制限時間に収まるようにアレンジすれば、スピーチらしい流れが完成します。
たとえば発表時間が3分間しかない場合、上記の「1.イントロ」と「2.問題の概要」をひとつにしたり、あるいは「4.解決策」を「5.結論」の中に組み込んでも構いません。段落の数を確保するのではなく、「言いたいことを制限時間内に語り切る」ことを優先しましょう。
繰り返しますが、原稿を持っていない聴衆には、どこまでがひとつの「段落」なのかは分かりません。制限時間内でひとつの話を組み立てるうえで、最低限必要なパーツは何かを考えて構成することが大切です。
発表の際には、段落の間には十分な「間(ま)」を置き、聴衆に「段落の切れ目」を伝える配慮をすると、話の流れを理解してもらいやすくなります。ぜひ試してみてください。
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