Ｑ. 友達と比べると自分の英語は下手なのでスピーチが嫌いになる

2025-12-19 2025-12-19

shimizu

Question ▶ 単純に友達と比べて自分は英語が上手ではないので、スピーチやプレゼンは苦手です。どうしたらいいでしょうか。

Answer ▶ 何をもって「英語が上手」と感じるかにもよりますが、スピーチで大切なのは英語の美しさよりも中身です。中身があってこその英語ですから、堂々としていることが何よりのデリバリー(発表技術)になります。

授業にせよイベントにせよ、発表者が自信を無くすことは最も避けるべきことです。スピーチは、発表者だけの唯一無二のものです。そもそも誰かと比べる必要はありませんし、それによって自信が揺らぐ必要などまったくありません。

話者の自信は「体の姿勢」と「声の大きさ」に顕著に表れます。ですから、まずはシャキっと姿勢を正しましょう。そのうえで、恥ずかしがらずに大きな声を出すことです。どちらも勇気がいりますが、どちらも「英語力」には関係ないものです。思い切ってやってみてください。

姿勢が良くなって声が通ると、不思議とそれだけで「堂々とした上手なプレゼンだなぁ」という印象を与えることができます。英語に自信がなければなおさら、このコツを覚えておいてください。

姿勢と声の大きさで乗り切れることがわかったら、次は少しだけ英語も磨いてみてはどうでしょうか。英語を英語らしく聞こえさせるのは英語特有の「強勢によるリズム」です。単語を単に読んでいくだけでなく、単語の中のアクセントの位置を意識し、そこを強く読んでみてください。

単語のアクセントがきちんと立ち上がると、音読にメリハリがでてきます。そこから次第にリズムが出てきますので、そうなると話していてもどんどん楽しくなるはずです。

他人と比べず、姿勢と声をハッキリさせて、ぜひ発表を楽しんでください。プロのプレゼンターも最初は誰でも初心者です。笑顔を忘れずに挑戦してみましょう。

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