プレゼン練習の積み上げ状態を確認するには離れて眺めるための時間が必要
少し離れて眺めることで改善点に気付けるように

スピーチやプレゼンの練習は、仕上げ段階に近くなるほど、本人にとっては「ひたすら同じ練習の繰り返し」が続きます。時折、精一杯の状態から少し離れて自分のプレゼンを眺めてみましょう。発音や語り、表情やジェスチャーといったデリバリーのパーツは、ひとつひとつ正しく積み上げられているでしょうか?
がむしゃらに取り組むだけでは全体像を見失う
いつも目の前の練習に精一杯になりすぎると、今までの努力が正しく積み上げられているかが見えなくなります。ひとつひとつの努力のブロックを積み上げて今に至るのですが、少し離れてみると、それらは整っていなかったり、意図しない傾きになっていたりするものです。
上達レベルが安定し、仕上げの段階になってきた時には、少しの間、目先の練習から離れてみることも大切です。物理的な距離の代わりに「時間」を置くことで、スピーチを遠くから俯瞰することができ、デリバリーの不十分さや不自然さに気付くことができます。
スピーカーは当事者ですから、多くの場合、自分自身が客観的に見えなくなるのは自然なことです。練習を積み重ねれば積み重ねるほど、上達したように感じるも当然です。だからこそ時間を空けて見直す習慣をつけてください。
距離を置くためには早く練習計画を立てる
本番が近くなってきてから、「ではここで少し時間を置きましょう」と言っても、そんな余裕はありません。時間を置き、距離をとって自分のプレゼンを客観視できるようになるためには、最初の段階からその時間的余裕を見積もっておかなければなりません。
簡単に言えば、人より早く練習を始め、着実に練習を積み重ね、そしてひと休みする。何も珍しい響きも無いこのアドバイスを、守れない人が実は多いのです。それゆえに、コンテスト本番で審査員から「不自然さ」をいきなり指摘されても、「何が不自然なのか」が本人は把握できないのです。
がんばって練習を積み上げながら、離れたところから自分のスピーチを眺め、必要に応じて積み上げたブロックを積みなおしましょう。そうすることで、結果的に大きな失敗を未然に防ぐことができます。
コンテスト本番では、聴衆や審査員は、あなたのスピーチを恐ろしいほど客観的に俯瞰します。その印象を自分自身も事前に把握するためには、信頼できる友人や先生に、「練習の積み上がり具合」を時折チェックしてもらうのも良い工夫といえるでしょう。がんばってください。
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