優勝・デネブ杯|"I Fell into the Word Hole"

第9回 デネブ杯争奪 インビテーショナル英語スピーチコンテスト|

2022/11/5 広島工業大学

優勝・デネブ杯|"I Fell into the Word Hole" 第9回 デネブ杯争奪 インビテーショナル英語スピーチコンテスト トップ画像

2022年11月5日(土曜日)、「第9回 デネブ杯争奪 インビテーショナル英語スピーチコンテスト」(主催:広島工業大学国際交流センター)が同大学キャンパス(広島市)で開催され、当研究室所属の3年生が優勝し、大会タイトルである「デネブ杯」を獲得しました。本研究室としては、同大会初出場での優勝タイトル獲得となりました。

言葉足らずのコミュニケーションの問題点を議論

優勝を収めたスピーチのタイトルは、"I Fell into the Word Hole" [言葉の落とし穴]。人とのコミュニケーションにおいて「空気を読む」ことを美徳とする日本文化においても、相手が理解できる情報量を満たすことが大切であることを訴えました。

スピーチでは、「れんこんの買い物」にまつわる、家族間の「言葉足らず」なコミュニケーションによって、結果的に自分が叱られることになった経験をユーモラスに披露。日本式のコミュニケーションでは多くを語らずとも意思疎通が図れる利点を認めつつ、「言わなくてもわかるでしょう」という考えに頼らず、相手を尊重して言葉を補うことが必要であると述べました。

日常生活の中にこそ優れたスピーチのテーマがある

今回のテーマである「言葉足らずなコミュニケーション」は、受賞者の日常生活の中で起きた出来事がきっかけになっています。家族との「空気を読む」コミュニケーションにおいて、スピーチにふさわしい問題点を見出すことができたのが今回の勝因だと言えます。

「スピーチをするからテーマを探さないと!」という姿勢ではなく、日頃から身の回りの出来事に関心を寄せて、社会問題に対する感度を高めておくことが、スピーカーには求められます。その意識があるかどうかで、目の前の出来事を「テーマになる!」と直感できるか、あるいは見逃してしまうかが決まるのです。

今回のデネブ杯は、スピーカーにとって、テーマ選びの大切さを改めて考えさせられる大会となりました。次にコンテストを目指す皆さんも、優れたスピーチのテーマは何気ない日常生活の中から見つけられることを忘れないでください。


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