審査員|第40回 英語オラトリカルコンテスト 本選

武庫川学院主催 英語弁論大会|2024/11/30 武庫川女子大学附属高等学校

2024年11月30日午後、第40回「武庫川学院 英語オラトリカルコンテスト」の本選大会が武庫川女子大学附属中学・高等学校(兵庫県西宮市)にて開催され、清水が審査委員長を務めました。同大会は、武庫川女子大学、同短期大学部の学生、および武庫川女子大学附属中学・高等学校の生徒を対象とした全学的な英語スピーチコンテストで、「1万人の頂点を決める大会」として40年の歴史を誇ります。

大学・短大の部6名、高校の部6名はそれぞれ自由演題の4分間の英語スピーチ(弁論)、中学校の部6名は英語レシテーション(暗唱)で、それぞれ日頃の練習の成果を発揮しました。大学・短大の部は、音声ファイルによる予備審査(第1次予選)で12名が選ばれ、さらに学内予選会(第2次予選)で選抜された6名が本選大会に出場する、まさに真剣勝負のイベントです。審査にも力が入ります。

出場者の成長を間近に感じられる学内大会の魅力

このスピーチコンテストに、清水は審査員として毎年運営協力をしています。高校時代にレシテーションからスピーチに挑戦し始めた私は、この大会で中学の部や高校の部の生徒が精一杯発表する姿を見ると、自分のことのように緊張し、また応援したくなります。

附属高校生は卒業後、武庫川女子大学に入学します。この大会で活躍した生徒が大学生となって大きく成長し、私の研究室に入って全国優勝を収めたこともあります。スピーチコンテストは、単に技術を競う場ではなく、スピーチを通じて社会と向き合い、成長する機会なのだと実感させられます。

第40回大会 審査委員長の講評で私は、関係者の協力のもとでコロナ禍でも途切れることなく続いたこの大会が、今後も永続的に発展するようにとの思いを皆さんにお伝えしました。

各地では、様々な理由でスピーチコンテストが休止または終了している現状があります。繰り返しになりますが、弁論大会は単なる技術競技会ではなく、人間を磨く場です。ぜひとも、学生・生徒に様々な気付きを与えてくれる機会が、全国で広く継続し続けることを祈ります。

武庫川女子大学 大学NEWS [リンク]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です