Q. 情熱的な話し方ができない人はスピーチには向かないのか?
「どう頑張っても熱意のある話し方ができません」

Question ▶ 私はスピーチらしい情熱的な話し方ができません。授業のスピーチでとても熱く話せる友人が羨ましいです。

Answer ▶ 「英語スピーチ=情熱的」という図式は正しくありません。スピーチに決まった話し方はなく、静かで穏やかな話しぶりでも、話者の気持ちが聴衆に伝われば、それで十分にスピーチとして成立します。
自分らしい話し方があなたの「語り」になる
英語でのスピーチやプレゼンというと、どこか情熱的(passionate)な話し方が「理想的」とされる風潮があります。全国規模のコンテストやビジネスリーダーのスピーチを見れば、確かにその傾向が見て取れます。しかし、スピーチは誰もがスピーカーとなれる表現の場です。スピーカーの数だけ「スピーチの話し方」があります。
スピーチをする際の「声の質」という意味では、小さなボソボソ声よりも、大きくハキハキした声で話すことが望ましいのは事実です。しかし、すべての人がそのような"理想的な声"を出せるとは限りませんし、ましてやスピーカーが全員「情熱的な」語り手であるはずがありません。
まずは「自分らしい語り」とは何かを考えてみましょう。多少、単調に聞こえる話し方でも、しっかり聴衆とのアイコンタクトを維持しつつ誠実な語りができれば、まずはそれで十分です。話し方には人それぞれの個性があります。自分の話し方を愛する気持ちを持つことは、自分の発表に対する自信を生みます。
プラスワンの努力でスピーチの語りは上達する
少し自信が持てるようになってもまだ、情熱的な語りに対するコンプレックスが残る場合には、何か「プラスワン」の努力をしてみてはどうでしょうか。
スピーチを通じて「笑顔」を保ってみる。誰よりも美しい「姿勢」を心がけてみる。ゆっくり丁寧に言葉を置くように話してみる。こうした「プラスワンの努力」が、あなたのデリバリー(発表技術)を飛躍的に向上させます。誠実さを味方につけて、なにか一つ自信が持てるための努力をすれば、素晴らしいスピーカーになれるはずです。
スピーカーは常に唯一無二の存在です。その自信とプライドを認識して、胸を張って発表に臨んでくれることを願っています。
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