原稿を暗記するのが苦手な人は原稿の単語の位置を変えずに覚える方法が簡単

文脈だけでなく物理的な単語の位置や配列が記憶に残る

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スピーチやプレゼンの発表原稿を暗記するのは誰にとっても挑戦です。一度原稿の内容が確定し、暗記を含む練習に入ったら、原稿のレイアウト(フォーマット)は変えないようにしましょう。文脈だけでなく、「あの表現はあの場所にあった」という記憶が暗記の定着を助けてくれるからです。

最初からフォーマットをしっかり確定しておく

暗記(メモライ:memorization)の大敵は、原稿を暗記している過程で、原稿のフォーマットを変更してしまうことです。WORD文書の「マージン/行数/フォント種別/文字サイズ」を変更すると、各行(および各ページ)に収まる文字数や各行の改行位置が変わり、全体の見栄えが大きく異なってしまうからです。

慣れたプレゼンターには「たかが見た目か」と思われるかもしれません。しかし、メモライに取り組むプロセスにおいては、原稿(A4文書)の中で「どの段落の、どのあたりに、どんな表現や単語があるか」を原稿内容と同時に暗記していくものです。この物理的な位置情報を練習途中に変更することはメモライ作業をさらに難しくします。

そのような事態を避けるため、できれば原稿の執筆開始時点で、メモライ練習用の原稿原稿のフォーマット(レイアウト)は確定しておくことを強くお勧めします。遅くとも原稿が確定する頃にはフォーマットを固定し、その後の微調整に備えておくと安心です。

当研究室お勧め「発表原稿 汎用フォーマット」

コンテストや授業でスピーチ・プレゼンに取り組む場合、提出原稿にはフォーマットが指定される場合があります。当然その指示には従いますが、その原稿はあくまでも「提出用」として手配し、自分自身の「練習用(メモライ用)」は別に準備した方が良いです。

ちなみに、当研究室がお勧めしている「練習用原稿のフォーマット」は、基本的に次のとおりです。

まずは、このフォーマットで原稿を作成しましょう。そのうえで「あと数行を圧縮したい」「もう少し行間を空けたい」といった場合には、「行数設定のみ(行間設定ではない)」を調整すれば、4分尺ならA4 1枚、8分尺ならA4 2枚にバランスよく収まります。

このフォーマットであれば、練習中に原稿への書き込みが必要な時期には行間を広くできます。また、聴衆や友人に原稿を配布する際には行間を詰めて「スピーチ全体をA4 1枚」に収める等の応用が可能です。

大切なことは、各段落の文字列の収まりを早い段階から確定し、メモライ中には極力変更しないようにすることです。そうすれば、原稿の暗記は一層スムーズになるでしょう。


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