英語スピーチ2年生!挑戦2年目の話者が成功するための先輩マインドセット
自分の殻を破るために何をやるか、何が出来るか。

スピーチの初心を磨き続けた1年目の次は、いよいよスピーチ2年生。1年目と同じことを繰り返すだけでは同じ結果しか得られません。スピーカーとしての大きな成長を狙うなら、「自分の殻を破ること」をお勧めします。初めての経験、初めての感動。自分の感受性をリブートする2年目のスタートを切ってください。
気持ちを再起動して2年目の新鮮な感動に備えよう
何ごとも新しいことに挑戦するのは楽しいものです。本格的な英語スピーチを始めたころは、テーマ選定からデリバリー練習、そしてコンテスト本番と、新しいことの連続で、ワクワクの真っ只中にあったはずです。いよいよ2年目の挑戦を始める際は、一度気持ちをリブート(再起動)する心掛けが大切です。
何も知らないうちは、何を知っても感動があります。2年目は、いわば1年目の延長ですから、ともすると、一つひとつのプロセスに感動を感じにくくなります。スピーチのテーマや語りは日常生活から生まれるものですから、望ましくない「慣れ」は、自分自身のスピーチが平凡化するリスクにつながります。
過去記事「今から英語スピーチを始める人へ:最初の動機ときっかけが上達を支える」にあるように、私はよく初心の大切さをお話します。これはスピーカーの人間性を高めるうえで必須の心掛けです。2年目は、その初心を保ちながら、もう一度フレッシュな感受性を磨く工夫が必要です。
新しい経験や新しい学びを貪欲に求めること
では具体的にどうするか。その最も重要かつシンプルな方法は、「新しい経験を求める」ことです。新しい趣味や勉強、新しい仲間や習慣。自分の日々の生活に、何か新しいことを強制的に組み込んでみましょう。そうすることで、感動する気持ちや人に伝えたい出来事に出会えるはずです。
スピーチは、つまるところ「話者の人生の片鱗を聴衆と共有すること」です。説得型スピーチであれば、その接点は社会問題ということになりますが、その接点を司る「触媒」の役割を果たすのが「感じる心」です。この新鮮な気持ちを意図的に獲得することで、2年目もフレッシュな感動を語れるようになるはずです。
新しい経験を「自分から求める」ことは、その結果から得られる果実はもちろんのこと、その姿勢が新しい発見の可能性を増やします。1年目の経験を土台に、フレッシュな2年目を積み重ねるために、とにかく新しい経験を求めてください。
1年目の学びを後輩に伝えることが人間力を高める
スピーチ2年生には、自分自身をリブートすることに加え、もう一つ大切な務めがあります。それが後輩の育成です。育成というと言葉が大きく響きますが、要は「自分が1年目に学んだことを後輩に伝える」ということです。
フランスの哲学者ジョセフ・ジュベール(Joseph Joubert)の言葉に、「教えることは二度学ぶということだ」という教訓があります。スピーチ1年生で得た多くの学びは、2年生となって後輩に語り伝える(説明する)ことで、本物の知識として定着します。
スピーチという観点からこの「知識のリレー」を考察すれば、人に説明したり伝えたりする経験は、それ自体が相手を納得させるスピーチやプレゼンそのものであることに気付きます。どうすれば相手に伝わるかを身近に感じとれる経験は、あなたの人間力を高めてくれるでしょう。
スピーチ2年生が、単なるスピーチ1年生の繰り返しにならないよう、早速、目標を設定しませんか。新しい1年は、またあっという間に過ぎ去っていきます。2年生は経験者であり先輩でもある"sophomore speaker"です。さらに存在感のある、堂々たるプレゼンターに成長されることを期待しています。
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