新学期にアクセス急上昇!小中高生向けから社会人向けまで人気記事トップ5
Google Search Consoleで分析した新学期の「上昇基調」をチェック

秋の新学期シーズンを迎え、当サイトにおける「上昇基調」(前の調査期間に比べてクリック数が増加した項目)の記事がユニークなランキングを示しています。Google検索からの訪問ページを分析する「Google Search Console」によると、プレゼンテーションに関連する人気記事が2つ、そして小学生・中学生・高校生向けの記事が揃って上位にランクインしました。季節性を感じさせる各記事の要点を紹介します!
▶上昇1位:Thank you!スライド不要!終わりもタイトル画面
上昇基調 第1位の記事は、プレゼンの締めくくりに"Thank you for listening!" や「ご清聴ありがとうございました!」といった「Thank youスライド」は不要、というもの。実はこの記事、当研究室のスピーチブログにおいて、アクセス数ランキングの上位を続ける人気記事なんです。
裏を返せば、それだけ「最後のスライドに関するヒント」を求めている人が多いのでしょう。でもプレゼンでは、そんなことで悩む必要はありません。単に「Thank youスライド」を省略すればOK。その代わりとして、再度「タイトルスライド」で終わってはどうですか?とアドバイスをしています。
▶上昇2位:書きやすい!面白い!中学生に最適なテーマ
第2位は、中学生向けの記事です。内容であれこれ悩むくらいなら「自分自身」について話してみることを提案。そしてもうひとつ、発表の際には「大きな声で誠実に話す」ことをアドバイスしています。
中学生向けのアドバイスで「誠実な語り」に触れたのは、その後の高校生活で本格的な説得型スピーチをする際に「誠実さ」が役に立つときが必ず来るからです。自分だけが語れる「自分の話」を、誠実に語る。これは、中学生としてぜひ身につけておきたいスピーチスキルです。
▶上昇3位:小学生が簡単に上手なスピーチをするコツ
第3位には、小学生向けの記事が入りました。「夏休み」をテーマにしてクラスで発表する機会を想定し、スピーチの基本である「一点突破」を小学生向けに分かりやすく説明しました。
思いついたことを次々と話すのではなく、ひとつのことを話す。それができたら、大きな声で発表する。「スピーチ」を難しく意識するのではなく、「話し方」にまつわる日ごろの心掛けとして、取り組んでもらえるように書きました。
▶上昇4位:高校生の英語スピーチはテーマ選びで「背伸び」する
第4位は、高校生「らしい」スピーチとは何かを紹介した記事です。高校生スピーカーとして意識してほしい「社会との接点」の大切さを考えました。
高校生になると、自分の言いたいことをある程度英語で表現できるようになります。だからこそ、スピーチは単なる「自分語り」で終わらずに、テーマ選びで少し背伸びをすることが大切です。社会の一員として「何をすべきか」を、スピーチ活動を通じて考えてほしいという願いを込めた記事です。
▶上昇5位:プレゼン直前に「Windowsモビリティセンター」
第5位に入ったのは、プレゼン中の事故を防ぐWindowsの標準機能「Windows モビリティセンター」の紹介記事です。プレゼンにおける「事故あるある」を回避する方法に、多くの検索が集まりました。
Windows PCには随分昔から、PowerPointを使ったプレゼンでの事故を防止する「プレゼンテーションモード」がありますが、あまり知られていません。この記事では、その設定方法や、その他「Windows モビリティセンター」にある各設定項目の効果について説明しています。ぜひご利用ください。
小学生から社会人へと、それぞれの「スピーチの学び」
今回の上昇基調の上位5位は、新学期開始という季節柄、2位・3位・4位に小学生・中学生・高校生向けの記事が入りました。学年を越えて多くの訪問があるということは、それだけ「スピーチの学び」が求められている証でしょう。特に小学生もみずからGoogle検索を使って本サイトを訪ねてくれる時代です。とても頼もしい限りです。
一方、上昇基調の1位と5位が、すぐに実践可能なプレゼン関連の記事というのも面白い結果です。おそらく社会人や大学生からのアクセスだと思われますが、多くの人が様々な悩みを抱えてこのサイトを訪れてくださっているのがわかります。
世代を超えたスピーチの学びを応援するために、当研究室のサイトでは皆さんの悩みに寄り添ったヒントを提供します。スピーチブログは、こちらの「Google 一括検索」から全文検索も可能です。プレゼンやスピーチでお困りのことがあれば、何なりとキーワードを入力し、ぜひ関連記事を探してみてください。
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