卒業生|本田さんが「就職セミナー」で母校の学生に講演しました

グローバル企業で活躍後、海外の大学院に挑戦する卒業生。

卒業生|本田さんを迎えて「就職セミナー」が開催されました トップ画像

2025年7月17日午後、武庫川女子大学 英語グローバル学科主催の「令和7年度 就職セミナー」が中央キャンパスで開催され、本研究室・第17期修了生で大手医療機器メーカー勤務の本田さんが講演者として登壇しました。在学当時に多くの大会で全国入賞を収めた本田さんの「キャリアに対する情熱」に、参加した現役学生は感銘を受けていました。

"Say Yes, and Be Ready" という行動規範

本田さんが学生時代に「ゼミで学んだ哲学」として紹介してくれた言葉が "Say Yes, and Be Ready" [イエスと答えること、そして常に備えること] です。これは、今でも当研究室に受け継がれる考え方です。

「チャンスを与えられたら必ず挑戦すること。またその時に備えて常に準備をしておくこと。」チャンスは誰にでも訪れます。その時に、その機会を自分のものとして捉えられるか、その準備が出来ているかが、のちの人生を大きく左右します。

本田さんは現役時代に、英語プレゼン大会の「香港杯」で優勝、「森田杯・英文毎日杯」で準優勝、英語スピーチの「青嵐杯」で3位入賞。もちろん、母校・武庫川学院主催の「英語オラトリカルコンテスト」でも堂々の優勝を収めた、文字通りのトップスピーカーです。

学生時代から、本田さんはあらゆるチャンスを自分の可能性を拡げる機会として、前向きに挑戦してきました。現在では、グローバル企業での活躍はもちろんですが、今秋から台湾の大学院でMBA(経営学修士号)の取得をめざすなど、人生の好機を的確にとらえています。

目の前の努力を怠らず、夢を語ることの大切さ。

講演の終盤で本田さんは、目の前のことを精一杯がんばることと、自分のやりたいことを言葉にして伝えることの大切さについて話しました。学生時代に精一杯がんばってきた彼女ならではの、現役生に向けた力強いメッセージでした。

最近の学生は、いろいろな面で草食系にシフトしているように感じます。スピーチの分野でも、アグレッシブな姿勢で学外大会に挑戦する学生は減っている印象があります。これはとても残念なことです。

学生時代に英語スピーチコンテストやプレゼンテーション大会に挑戦することは、単に技術力を試すことにとどまりません。その挑戦のプロセスで得られる学びや、本選を通じて獲得する自信は、何にも代えがたい貴重な財産になります。

本田さんの講演は、「目の前の努力を怠らず、訪れたチャンスをしっかり掴むこと」の大切さを、現役生に改めて教えてくれました。当研究室所属の学生にとっても、目指すべきロールモデルとして刺激を受けたことでしょう。


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